第一章 正しい健康食品の選び方


-マルチビタミンこそ究極の健康食品-

 日本には6000種類もの健康食品が氾濫しています。それらの中で自分に最も合った、最も必要なものが何であるかを判別することは実に難しいことです。判別方法が難しいというよりも、判別のしようがない、といった方が正しいでしょう。6000種類の健康食品は、それぞれが固有の特徴を保有しているわけですから、それが良いか悪いか、効いたか効かなかったかは実際に摂取してみた結果で判断するしかないわけです。

I do not understand it.jpg     従って、ほとんどの方が、人に勧められたから...、有名な会社だから...、宣伝しているから...、著名な先生が推薦しているから...、義理買いしてしまったから...、食べやすいから...とか、あるいは含有成分の種類や含有量が多いからとか、少ないとかで判断しているのが一般的ではなかろうかと思います。

 ところで、栄養学的見地からみた健康維持に関する基本的栄養素は、五大栄養素(脂肪、たん白質、糖質、ビタミン類、ミネラル類)がバランスよく摂取されていることですが、今日の日本人は、脂質、たん白質、糖質の三大栄養素のうち、たん白質を除いて過剰に摂取しているケースが殆どです。ということは、むしろ三大栄養素の摂取をできるだけ抑えて、他の二大栄養素であるビタミンとミネラル類をもっと多く、しかもバランスよく摂らなければなりません。つまり、今日の日本人の食生活の中で必須の栄養素といえばビタミンとミネラルに集約されます。

 ところで、6000種類もの健康食品の中から自分の身体に欠けている、と思われるビタミンやミネラルが含有されている食品だけを探し出すということは至難なことです。それならば、いっそうのこと6000種類の健康食品を全部かき集めて摂ったらいいのだが、これは物理的にも生理的にも不可能です。

In only nothing.jpg そこで登場したのが、マルチビタミン・ミネラルという20種類以上のビタミンやミネラルを包含、濃縮された天然の総合ビタミン・ミネラルなのです。これはアメリカでは48%の浸透率であり、全米で最も市場性の高い健康食品です。

 これはいわば、6000種類の健康食品を一つに束ねたようなものですから、これこそ最も理想的な究極の健康食品といえるでしょう。特に日本人のサプリメントの補給方法は間違っています。例えば「この健康食品は、ガンの予防や治療に効果があるらしい」といって、それだけを摂っておられる方がおります。仮に、それがガンの予防や治療に効果があるとしても、補助酵素としてのビタミン・ミネラルやリン脂質(リゾレシチン)の触媒作用がなければ、他のサプリメントをいくら摂っても、効果は余り期待できません。健康食品とは本来、ビタミン・ミネラルの追求と考えるべきです。あれこれと健康食品の選別に頭を痛めてきた消費者の皆さんは今こそ、マルチビタミン・ミネラルを正しい健康食品の第1位にランク付けすべきです。

 ただし、一つだけ注意しなければならないことは、マルチビタミンと称して市販されている物の中には、僅か数種類のビタミンしか含まれていなかったり、或いはミネラル類が含まれていないもの、またはビタミンやミネラルが含まれているが、含有量の極端に低いものやバランスの悪いものなどがあります。

 マルチビタミンというのは、日本人に必要な日本人のためのビタミン・ミネラルが20種類以上で、バランスのとれたものでなければいけないのです。